金曜の22時くらいまでどこに行こうか決めかねてた土曜日
梅雨入りの足音が聞こえてきそうな空の下、丹沢に行ってきました。
登る山は、1000m満たないシダンゴ山〜高松山です。。
小田急線新松田駅から路線バスで寄(やどりき)で下車
2013年に膝のリハビリで登ったけど、周回だと距離が短いので、
高松山まで縦走して山北町に降りるコースを選択。
橋の欄干が鉄琴になってて金属の棒で叩くと「お馬の親子」が奏でられます。
金属の棒がなくなっててストックを使うと、音はイマイチ、、、
登山口までの集落の道端は花が満開。
花の名前は、、、っと、、わかりません
いちごもたくさん♪
日向ぼっこをしている老猫
目をつぶっているのかと思いきや、首をこっちに向けて何か言いたそう。。。
「道中きをつけな」とでも言っていたのかも、、、
迷宮への入り口?
風もなく蒸し暑い中、穏やかに標高を上げていくと、、、
足元に丸まった葉っぱを発見
、、、この丸まった葉っぱは天城山でも見かけました。
ミノムシが入ってるのかとおもったら、「オトシブミ」という虫がこさえたもの。
卵をこの葉っぱの中に産んで、幼虫は葉っぱを食べて大きくなるそうな。。。
サク〜っと登って1時間少し
シダンゴ山登頂
何か足りない・・・
あ゛ぁ〜忘れてしまった、、、肝心なものを!
団子を忘れた、、、
シダンゴ山だけに四団子をぉ・・・
前回2013年に登った時の団子で我慢するかぁ
(なんか標柱がかわっているような・・・)
団子を食べにきたわけじゃなくて、今回は地図読み練習が目的なんです。
25000分の1の地図とプレートコンパスで、、
チェックポイントで整地して、次のポイントまでの方向確認、
等高線を読んで登り降り、距離、尾根と谷、、、あ〜だ、こ〜だ、、、
アスファルトの林道の先には鉄梯子
登りあげるとワイヤーが張ってあってカラカラ滑車の動く音
伐採と搬送の真っ最中でした。
ほほぉ〜こうやって運ぶのね
登って、、降って、、、を繰り返して
歩く稜線は針葉樹と落葉樹の境目
ずっと伐採中の登山道
切り口は木材のいい香りがします。
年輪を数えてみる、、、
この木は40歳くらいでしょうか。。
と、、突然特徴的な形をした巨木に遭遇
このルートの主かもしれませんね。
のんのん君のフォースをもってしてもビクともしません。
しばらくいくと鉄塔
地図読みには最適な建造物なわけです、、これが
---------------------------------------------------------------------------------
お昼近くになってたので、ここいらへんでお昼ご飯タイム
、、、が!ザックを降ろしたのんのん君の叫び声!!
「シャツが赤くなってるぅ〜!」
めくってみると広範囲に赤い何かの跡・・・なんじゃろこれ!?
(家に帰ってから撮影)
この時は空腹に耐えかねて原因究明は後回し、、、、
---------------------------------------------------------------------------------
昼ごはんは前回で味をしめたカップヌードルをアレンジ!
今回はトマトジュースじゃなくて牛乳でクラムチャウダー風
ほほぉ〜普通に美味い!
休憩中にパラパラと微かに雨音がしたけど影響はなく
かわらず曇り空の下を登って降りて、、、
西ケ尾、、山頂?に到着
三角点もないし標柱は木に括りつけられた手作りプラスチックファイルのみ
日中韓英露アラビア語と6ヶ国語の表記がされてるけど、、、
そんな各国から来るんかいな?
西ケ尾周辺からはピンクリボンだけじゃなくて青、黄リボンも登場。
なんかの暗号か否か?
林業の伐採の印の類なんだろうけど、もうあっちコッチの木に巻いてあって、、
ピンクリボンだけの印も全然違う方向の木についてるし、雨が降って霧が深いと道迷いしそうです。。
ダルマ沢ノ頭から高松山は地図では破線のバリエーションで、地図読み練習に最適なルート。
一部の林業関係者以外は登山者はほとんど入山しないようで、
この日は2名とすれ違ったのみでした。
ヒネゴ沢乗越に到着
谷沿いに東にヒネゴ沢、西にオオタ沢という沢に至る分岐点。
地図上では何も書いていない場所なんだけど、登山道というより昔の生活道路だったよう。。。
家に帰ってから調べてみると、
明治末期まで虫沢地区と山北町の八丁地域を結んだ生活道で、花嫁さんも通ったらしいです。
はなじょろ道と虫沢古道との合流点であり、「はなじょろ」とは花嫁さんが通る道のことでした。
分岐の標柱は、、なんとも可愛らしい木彫りの「ウサギ」
向かいにはウサギの親子に鳥さん
誰が何のためにここまでやるのか、、、不思議です。。
個人じゃなく行政で整備してるのなら、西ケ尾にも可愛らしい標柱を立ててもらいたいですねぇ。。
是非お願いします!
伐採中の斜面を登ると、どうしたらそうなるのぉ〜な木。
高松山に近づくと伐採作業はすっかりなくなり、苔むした朽木も出てきて、、
静かな山歩きを満喫します。
最後は落葉樹の新緑トンネルを緩やかに登り
13時20分、高松山到着!
ケンも登頂!!
高原の広場って感じな広々とした山頂
ここからは箱根の山々越しに富士山が見えるはずなんだけどなぁ、、、
まったく見えんじゃないか・・・
ご立腹ですか?のんのん君、、、
まあまあ、そう言わずに冷たいゼリーでもいかが?
今年初のゼリー!美味いのであ〜る!!
足元の踏んじゃいそうな花に気をつけて
下山します。
20分ほどで観音様を祀っている不思議な名前の「ビリ堂」に到着
一番最後にある観音様のため「ビリ」といわれてるらしいんだけど、、、
一番最初の観音様はどこ? 摩訶不思議。。。
昔は夜になると鹿、猪、狸、狐、穴熊など動物たちの運動場だったそうですが、
日本昔話の世界が想像できて、なんだか楽しそう♪
下山路から松田町と東名高速が見えれば、農道終点のアスファルト道はすぐ。
でも、、ゴールの山北駅までが長かった。。
駅までの長い道のりも、収穫し頃な梅の実を愛でたり、、
民家の脇からは「お帰りぃ」と出迎えてくれたニャンコとガンの飛ばし合いをしたり、、
地元のミニスーパーでガリガリ君を発見したり、、、
当然いただきますよぉ
けっこう楽しみながら山北駅まで歩くことができました。
松田駅まで2駅移動して小田急新松田駅へ乗り換え自宅へと帰宅。
【ここでシャツの赤い跡の解答】
「山野ヒル君」の仕業でした・・・(>_<)
かなり「悪」な山野ヒル君
シダンゴ山の山頂か、その途中でザックを降ろした際にザックに取り憑き、
瞬間移動してのんのん君の腹に吸い付いたと推察されます。。
吸い付いた時に痛みをなくす物質を出すため、まったく気づかなかったわけです。
恐ろしやヒル君(ll゚д゚)
オトシブミ、
シダンゴ、、
はなじょろ道に、、、
ビリ堂
そして謎の流血事件
地図読み練習で歩いた都心に近い低山は
不思議な不思議な未知との遭遇となりました。。
-------------------------------------------------------------------
今回の山行記録
●山行日 2018年5月26日(土)
●山域 丹沢
●メンバー 2名
●行動時間 7時間30分(休憩1時間45分)
●ルート 12km
寄(8:30)〜シダンゴ山(9:40)(10:00)〜ダルマ沢ノ頭(10:45)
〜鉄塔(11:35)(11:25)〜西ヶ尾・フトウ山(12:35)〜ヒネゴ沢乗越
(13:00)〜高松山(13:20)(13:55)〜ビリ堂(14:15)〜農道終点
(14:50)〜山北駅(16:00)
-----------------------------------------------------------------
梅雨入りの足音が聞こえてきそうな空の下、丹沢に行ってきました。
登る山は、1000m満たないシダンゴ山〜高松山です。。
小田急線新松田駅から路線バスで寄(やどりき)で下車
2013年に膝のリハビリで登ったけど、周回だと距離が短いので、
高松山まで縦走して山北町に降りるコースを選択。
橋の欄干が鉄琴になってて金属の棒で叩くと「お馬の親子」が奏でられます。
金属の棒がなくなっててストックを使うと、音はイマイチ、、、
登山口までの集落の道端は花が満開。
花の名前は、、、っと、、わかりません
いちごもたくさん♪
日向ぼっこをしている老猫
目をつぶっているのかと思いきや、首をこっちに向けて何か言いたそう。。。
「道中きをつけな」とでも言っていたのかも、、、
アスファルトの急坂を登ると
迷宮への入り口?
風もなく蒸し暑い中、穏やかに標高を上げていくと、、、
足元に丸まった葉っぱを発見
、、、この丸まった葉っぱは天城山でも見かけました。
ミノムシが入ってるのかとおもったら、「オトシブミ」という虫がこさえたもの。
卵をこの葉っぱの中に産んで、幼虫は葉っぱを食べて大きくなるそうな。。。
サク〜っと登って1時間少し
シダンゴ山登頂
何か足りない・・・
あ゛ぁ〜忘れてしまった、、、肝心なものを!
団子を忘れた、、、
シダンゴ山だけに四団子をぉ・・・
前回2013年に登った時の団子で我慢するかぁ
(なんか標柱がかわっているような・・・)
団子を食べにきたわけじゃなくて、今回は地図読み練習が目的なんです。
25000分の1の地図とプレートコンパスで、、
チェックポイントで整地して、次のポイントまでの方向確認、
等高線を読んで登り降り、距離、尾根と谷、、、あ〜だ、こ〜だ、、、
アスファルトの林道の先には鉄梯子
登りあげるとワイヤーが張ってあってカラカラ滑車の動く音
伐採と搬送の真っ最中でした。
ほほぉ〜こうやって運ぶのね
登って、、降って、、、を繰り返して
歩く稜線は針葉樹と落葉樹の境目
ずっと伐採中の登山道
切り口は木材のいい香りがします。
年輪を数えてみる、、、
この木は40歳くらいでしょうか。。
と、、突然特徴的な形をした巨木に遭遇
このルートの主かもしれませんね。
のんのん君のフォースをもってしてもビクともしません。
しばらくいくと鉄塔
地図読みには最適な建造物なわけです、、これが
---------------------------------------------------------------------------------
お昼近くになってたので、ここいらへんでお昼ご飯タイム
、、、が!ザックを降ろしたのんのん君の叫び声!!
「シャツが赤くなってるぅ〜!」
めくってみると広範囲に赤い何かの跡・・・なんじゃろこれ!?
(家に帰ってから撮影)
この時は空腹に耐えかねて原因究明は後回し、、、、
---------------------------------------------------------------------------------
昼ごはんは前回で味をしめたカップヌードルをアレンジ!
今回はトマトジュースじゃなくて牛乳でクラムチャウダー風
ほほぉ〜普通に美味い!
休憩中にパラパラと微かに雨音がしたけど影響はなく
かわらず曇り空の下を登って降りて、、、
西ケ尾、、山頂?に到着
三角点もないし標柱は木に括りつけられた手作りプラスチックファイルのみ
日中韓英露アラビア語と6ヶ国語の表記がされてるけど、、、
そんな各国から来るんかいな?
西ケ尾周辺からはピンクリボンだけじゃなくて青、黄リボンも登場。
なんかの暗号か否か?
林業の伐採の印の類なんだろうけど、もうあっちコッチの木に巻いてあって、、
ピンクリボンだけの印も全然違う方向の木についてるし、雨が降って霧が深いと道迷いしそうです。。
ダルマ沢ノ頭から高松山は地図では破線のバリエーションで、地図読み練習に最適なルート。
一部の林業関係者以外は登山者はほとんど入山しないようで、
この日は2名とすれ違ったのみでした。
ヒネゴ沢乗越に到着
谷沿いに東にヒネゴ沢、西にオオタ沢という沢に至る分岐点。
地図上では何も書いていない場所なんだけど、登山道というより昔の生活道路だったよう。。。
家に帰ってから調べてみると、
明治末期まで虫沢地区と山北町の八丁地域を結んだ生活道で、花嫁さんも通ったらしいです。
はなじょろ道と虫沢古道との合流点であり、「はなじょろ」とは花嫁さんが通る道のことでした。
分岐の標柱は、、なんとも可愛らしい木彫りの「ウサギ」
向かいにはウサギの親子に鳥さん
誰が何のためにここまでやるのか、、、不思議です。。
個人じゃなく行政で整備してるのなら、西ケ尾にも可愛らしい標柱を立ててもらいたいですねぇ。。
是非お願いします!
伐採中の斜面を登ると、どうしたらそうなるのぉ〜な木。
高松山に近づくと伐採作業はすっかりなくなり、苔むした朽木も出てきて、、
静かな山歩きを満喫します。
最後は落葉樹の新緑トンネルを緩やかに登り
13時20分、高松山到着!
ケンも登頂!!
高原の広場って感じな広々とした山頂
ここからは箱根の山々越しに富士山が見えるはずなんだけどなぁ、、、
まったく見えんじゃないか・・・
ご立腹ですか?のんのん君、、、
まあまあ、そう言わずに冷たいゼリーでもいかが?
今年初のゼリー!美味いのであ〜る!!
足元の踏んじゃいそうな花に気をつけて
下山します。
20分ほどで観音様を祀っている不思議な名前の「ビリ堂」に到着
一番最後にある観音様のため「ビリ」といわれてるらしいんだけど、、、
一番最初の観音様はどこ? 摩訶不思議。。。
昔は夜になると鹿、猪、狸、狐、穴熊など動物たちの運動場だったそうですが、
日本昔話の世界が想像できて、なんだか楽しそう♪
下山路から松田町と東名高速が見えれば、農道終点のアスファルト道はすぐ。
でも、、ゴールの山北駅までが長かった。。
駅までの長い道のりも、収穫し頃な梅の実を愛でたり、、
民家の脇からは「お帰りぃ」と出迎えてくれたニャンコとガンの飛ばし合いをしたり、、
地元のミニスーパーでガリガリ君を発見したり、、、
当然いただきますよぉ
けっこう楽しみながら山北駅まで歩くことができました。
松田駅まで2駅移動して小田急新松田駅へ乗り換え自宅へと帰宅。
【ここでシャツの赤い跡の解答】
「山野ヒル君」の仕業でした・・・(>_<)
かなり「悪」な山野ヒル君
シダンゴ山の山頂か、その途中でザックを降ろした際にザックに取り憑き、
瞬間移動してのんのん君の腹に吸い付いたと推察されます。。
吸い付いた時に痛みをなくす物質を出すため、まったく気づかなかったわけです。
恐ろしやヒル君(ll゚д゚)
オトシブミ、
シダンゴ、、
はなじょろ道に、、、
ビリ堂
そして謎の流血事件
地図読み練習で歩いた都心に近い低山は
不思議な不思議な未知との遭遇となりました。。
-------------------------------------------------------------------
今回の山行記録
●山行日 2018年5月26日(土)
●山域 丹沢
●メンバー 2名
●行動時間 7時間30分(休憩1時間45分)
●ルート 12km
寄(8:30)〜シダンゴ山(9:40)(10:00)〜ダルマ沢ノ頭(10:45)
〜鉄塔(11:35)(11:25)〜西ヶ尾・フトウ山(12:35)〜ヒネゴ沢乗越
(13:00)〜高松山(13:20)(13:55)〜ビリ堂(14:15)〜農道終点
(14:50)〜山北駅(16:00)
-----------------------------------------------------------------
コメント
コメント一覧 (4)
こんばんわ。
そうなんですよぉ〜
相方のんのん君のことなんで、他人事でなんですがねぇ、、気持ち悪い(T_T)
痛くも痒くもないのは唾液に麻酔成分があるかららしいです。。
しばらくは虫に悩まされる季節ですが、致し方ありませんねぇ、、、
お互いに気をつけましょう(^_-)
あれだけちゃんとした格好してるのにやられる事あるんだ。
好かれちまったもんですね。
関西で沢をやってる時分はよく見かけたけど被害に遭った事はお陰様でないです。
ヒルだのマダニだのアブだのブヨだの。ほんと困ります。お大事に。
探せば低山でも楽しいのです!
ヒルは服の上からは吸えないみたいで、隙間とかほつれとかから侵入するらしいすね( -_-)
苔むした朽木とそれに続くのんのんくんの後ろ姿は
題材も構図もナイスじゃぞえ。
次点はガン飛ばしにゃんこかな。
ヒルの奴は知らぬ間にひっついて、吸い逃げすんだよなあ。
ワシも鬼怒川渓谷と松井田で足をヤられて
気づいたら靴下血まみれで「なんじゃぁこりゃあ~」
なことがあったでござるよ。