先週木曜、「スイカ届いたから取りに来て、、、」
、、という指令に二つ返事で「週末いきま〜す」

土曜の昼に顔を出しに行って
線香をあげると、和室にはダイナミックなユリの花が活けられてました
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朝顔はどうなってるのかな?
かろうじてひと蕾咲いてましたよ
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朝顔が咲いてるのを確認して、手作りの茶菓子で一服
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近況話しをして、ほどなく昼ご飯の時間です
本日はお献立が用意されてました♪
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母上さま曰く、「けったいなご飯」だそうですが、、何故に!?

「けったいな」とは?
ハトムギやら五穀を入れたお米が上手く炊けなくて、焦げちゃったからということらしいですが、、
お焦げは好物ですし、たいそうな品揃いです!
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カツオの漬け、イワシの生姜煮、、、
これって夜のメニューではございませんか? ビールに冷酒をお願いしますって
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ズッキーニ(お献立には、「ズッキー煮」って書かれてた)のバター炒めに、
トマトとインゲンのサラダは箸休めに最高な逸品
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「まだあるけど、おかわりする?」との畳み込んでくる攻撃に、
降参するしかありませんでした・・・


食後の時間は、
昔話をしながら過ぎていきます、、
話題はテレビ番組で特集していた両国・浅草橋にある「柳橋」のこと
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江戸中期から花街として賑わい、船宿や料亭がたくさんあって、
花柳界としても名高かった界隈

今では、その隆盛は過去のものとなってしまったけど、名残は残っています
その中でも、売れっ子芸妓さんの「市丸」さん
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大正から昭和初期には凄い人気だったそうで、
お若い頃は超美人さん❤️
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その市丸さんの自宅が今でも残っています
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2回に上がった大広間からは
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隅田川を目の前に見渡せる広いバルコニー
隅田川の花火を観るのには特等席
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縁側には野良猫が我が家と住み着き
今の世が令和なのかどうか、、、時代錯誤になってしまいそう
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なんで、この場所を知っているかって?
今は亡き父上さまの商売で、この邸宅を借り切って展示会をしていて、
何度か手伝いに行ったからなんです
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ギャラリーのオーナーからの便りに贈り物
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最後に手伝いにいったのは、もう十年近く前になるんだな、、、、
時間が経つのを早く感じてしまいます
(きゃら蕗をいただいてきました♪)


もうひとつ昔話
食器棚の上に飾ってあった、夏らしい不思議な飛び出す絵本?
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柳橋の話のあと、食器棚から母上さまがおもむろに持ってきて「見て!」とアピール

なんと、小学校の同級生からの絵葉書だった
子供の頃、友達が女番長だったとか、、一緒によく遊んだこととか、、、
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食後のお茶をいただきながら、ほんわかで、ゆるやかな時間、、、
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昔話が尽きてくると、、
お次は秘められた「才能」の開花を目にすることに
ポイッとテーブルに置かれた摩訶不思議な物体、、、何これ?
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右がゾウリムシで、左がミノムシはたまた地球外生物?
つくった本人も、なにやら「けったいなもの」をつくっちゃった、、、だって(^_^;)

針仕事が得意(いわゆるプロ)な母上さまが、暇な時に手元が寂しく、
ついつい縫った芸術作品←としておきましょう(^_-)
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そして、もうひとつの才能も出し惜しみしません!
書道用の和紙に描き出されたユリの水彩画
若い頃、油絵を描いていたので洋画風でダイナミックなタッチです
「や、やるなぁ、、母上」!(-_^:)
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いろんな構図での絵をみせることができて、大満足の母上さま

この日の終わりには、立ち上がってポーズを決めながら話す娘と、
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膝の筋肉を付ける体操をしながら、母娘の会話を楽しんでいました
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帰り際に、呼び出された目的のスイカの登場
一玉5kgはあるだろう、松本に移住した義兄からのお中元のお裾分け
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家に帰る途中に、行き付けのカフェバーで半分に切ってもらい、
半分をお客さんと食べてもらいます

残りの半分は、、、週中になっても食べ切れてません・・・
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なんだか話したりなさそうな母上さま
次回、顔を出す時は、夕ご飯までご相伴にあずかりましょうかね